探偵の報告書とは?裁判で使える証拠の見分け方

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夫や妻の帰りが遅い日が続き、スマホを見る時間も態度も、なんとなく以前と違う。そんな変化に気づいたとき、探偵事務所に相談すれば「調査報告書」という形で証拠が残ると聞いても、実際にどんな内容が書かれるのか、裁判で本当に使えるものなのか、想像がつかない方も多いでしょう。

誰にも相談できず、一人で抱え込んでいる方も多いはずです。不安になるのは自然なことで、あなたを責める人はいません。

この記事では、探偵の調査報告書に記載される具体的な内容から、離婚調停や慰謝料請求で有効な証拠となるための条件、報告書の質を左右する探偵事務所選びのポイントまでを整理してお伝えします。

費用の目安や、報告書を受け取った後にどう動けばよいかについても触れています。今すぐ結論を出す必要はありません。まずは選択肢を知ることから始めましょう。

  • 報告書には日時・場所・行動記録・証拠写真が時系列でまとめられる
  • 裁判で使えるかは撮影日時・顔の判別・行動との整合性が鍵
  • 探偵選びは届出番号・報告書サンプル・料金体系の3点を確認
  • 報告書取得後は弁護士連携で慰謝料請求・離婚協議へつなげられる
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探偵の報告書とは?結論から解説

探偵の調査報告書とは、依頼した調査の結果を、日時・場所・行動内容・証拠写真とともに時系列でまとめた書面です。

浮気調査であれば、対象者がいつ、どこへ行き、誰と会い、どのような行動を取ったかが記録されます。調査員が実際に尾行・張り込みを行い、見聞きした事実を客観的に記述する点が特徴です。

ご注意ください

結論から言うと、報告書がそのまま無条件で裁判の証拠になるわけではありません。

撮影日時の明示や顔が判別できる写真の有無など、いくつかの条件を満たして初めて、離婚調停や慰謝料請求で証拠として有効に働く可能性が高まります。

条件を満たさない報告書でも、話し合いの材料や自分の状況を整理する手がかりとしては十分に役立ちます。証拠の質にこだわりたい方は、次の章で詳しく確認してください。

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調査報告書に書かれている内容

調査報告書には、対象者の行動を客観的に記録した情報が盛り込まれます。依頼者が知りたい「いつ・どこで・誰と・何をしていたか」を、時系列に沿って把握できる構成が一般的です。

ここでは、報告書に含まれる主な要素を項目ごとに見ていきます。

行動記録・時系列のまとめ方

行動記録は、調査開始時刻から終了時刻まで、対象者の移動や滞在先を時系列で記載するのが基本です。

「〇時〇分 自宅を出発」「〇時〇分 〇〇駅で人物Aと合流」といった形式で、行動の流れが分かるようにまとめられます。

移動手段や滞在時間も記録の対象です。単発の目撃情報ではなく、一連の行動として整理されているかどうかが、報告書の読みやすさと信頼性を左右します。

証拠写真・動画の扱い

証拠写真は、対象者の顔がはっきり判別できることと、撮影日時が記録されていることが重要とされます。

遠目からの不鮮明な写真だけでは、後から見返したときに「本当に本人か」を証明しにくくなるためです。

動画についても同様で、撮影時刻や場所が特定できる形で保存されているかが、証拠としての使いやすさに関わります。写真・動画の枚数や種類は探偵事務所によって異なるため、契約前に確認しておくと安心でしょう。

報告書の受け取り方(郵送・手渡し・データ納品)

報告書の受け取り方法には、事務所での手渡し、郵送、データでの納品など複数の形があります。

配偶者に知られたくない方は、自宅への郵送を避け、事務所での直接受け取りやオンラインでのデータ納品を選べるかを事前に確認するとよいでしょう。

受け取り方法の柔軟さは事務所ごとに差があります。相談の段階で希望を伝え、対応可能かを確かめておくと後々の不安を減らせます。

裁判で使える報告書と使えない報告書の違い

離婚調停や慰謝料請求を視野に入れている方にとって、報告書が証拠として認められるかどうかは重要な関心事です。

ここでは、証拠として採用されやすい特徴と、採用されにくいNG例を対比して整理します。

裁判所で証拠採用されやすい報告書の特徴

証拠として採用されやすい報告書には、撮影日時・場所が明記されていること、対象者の顔が判別できる写真があること、行動記録と写真の整合性が取れていることなどの共通点があります。

不貞行為の証拠として重視されるのは、対象者と相手が同一のホテルや自宅に長時間滞在した事実など、単なる交友関係を超えた行動が読み取れる記録です。

不貞行為配偶者以外と肉体関係を持つことを指す法律上の概念で、慰謝料請求の根拠になります。

一般的に、不貞行為の証拠は慰謝料請求を検討する際の材料の一つとされています。ただし、報告書だけで結論が決まるわけではなく、他の証拠や状況とあわせて総合的に判断される点は理解しておくとよいでしょう。

採用されにくいNG例(顔が写っていない・日時不明など)

反対に、証拠として評価されにくい報告書には、顔が判別できない遠景写真のみのもの、撮影日時が記録されていないもの、行動記録が断片的で前後の流れが分からないものなどの傾向があります。

単発の目撃情報だけでは、偶然の同席なのか継続的な関係なのかを判断しにくくなります。依頼前に、報告書のサンプルでこうした点がどう扱われているかを確認しておくと、後悔を防ぎやすいでしょう。

報告書を依頼するときの探偵事務所選びで見るポイント

報告書を依頼するときの探偵事務所選びで見るポイント

報告書の質は、依頼する探偵事務所によって差が出ます。悪質な業者に依頼してしまうと、費用だけがかかり満足のいく報告書が得られないこともあるため、事前の見極めが大切です。

探偵業届出番号の確認

探偵事務所は、探偵業法第4条により、営業所ごとに所在地の都道府県公安委員会への届出が義務づけられています
出典: 探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)

探偵業届出番号探偵業を営むために公安委員会へ届け出た際に交付される番号で、正規業者かどうかを見分ける基本の確認項目です。

届出番号を公式サイトや事務所内に掲示しているかどうかは、適法に営業している事務所かを見分ける最初のチェックポイントです。

相談時に届出番号の提示を求めても、不自然に断る事務所であれば、依頼を慎重に検討したほうがよいでしょう。届出番号の確認は、依頼者自身を守るための基本の一歩です。

報告書サンプルの事前確認

契約前に報告書のサンプルを見せてもらえるかどうかも、事務所選びの重要な判断材料です。

実際の記載形式や写真の質を確認できれば、契約後に「思っていた内容と違った」というミスマッチを防ぎやすくなります。

サンプルの提示に前向きな事務所は、報告書の品質に一定の自信を持っている傾向があると言えるでしょう。無料相談の際に、遠慮せず確認してみるとよいでしょう。

料金体系と追加費用の有無

料金体系が時間制なのか、パック料金なのか、成功報酬型なのかによって、報告書が完成するまでの総額の見通しやすさが変わります。

成功報酬型調査で成果が得られた場合に報酬を支払う料金体系で、「成功」の定義は事務所ごとに異なります。

成功報酬型は「成功」の定義が各社で異なるため、契約前にどのような条件を成功とみなすのか確認しておく必要があります。

見積もり以上の追加請求がないかどうかも、契約書や公式サイトの記載で確認しておきたいポイントです。

報告書作成にかかる費用の目安

調査報告書の作成費用は、調査そのものの料金体系に含まれているのが一般的です。単独で「報告書だけ」を発注する料金プランは、事務所によって扱いが異なります。

料金体系には、調査員1名・1時間あたりの単価で計算する時間制と、あらかじめ時間数や内容が決まったパック料金、証拠が得られなければ費用が発生しない成功報酬型があります。

一般に、浮気調査の料金は調査員1名・1時間あたり数千円〜1万円台程度が一つの目安とされていますが、事務所や調査条件によって幅があります。

正確な金額は、必ず個別の見積もりで確認するようにしてください。
出典: 当サイト調べ(探偵38社の公式サイト実測調査・2026年7月)

パック料金の場合、報告書作成費や機材費が「コミコミ」として含まれているプランもあれば、別途費用が発生するプランもあります。契約前に、報告書作成費が料金に含まれているかどうかを確認しておくと安心です。

自分で証拠を集める前に知っておきたい注意点

費用を抑えたい方の中には、自分で証拠を集めようと考える方もいるでしょう。ただし、自力での調査にはいくつかの法的リスクが伴います。

ご注意ください

相手のスマホやLINEを無断でロック解除して確認する行為は、不正アクセス禁止法に抵触するおそれがあると指摘されています。仮に浮気の事実を発見できたとしても、その方法で得た情報は証拠能力に問題が残ることもあります。相手の車や持ち物にGPS発信機を無断で取り付ける行為も、ストーカー規制法や各都道府県の迷惑防止条例に抵触するおそれがあると指摘されています。

自分自身で尾行や張り込みを行う方法も、相手に気づかれるリスクに加えて、つきまとい行為とみなされるおそれがあります。専門の調査員は、こうした法的リスクを踏まえた方法で調査にあたる点が大きな違いです。

なお、いわゆる「別れさせ屋」と呼ばれるサービスは、違法性やトラブルのリスクが高いため、利用は避けたほうがよいでしょう。

報告書を受け取った後の流れ|弁護士への相談も選択肢に

報告書を受け取った後、どう動くかは人それぞれです。すぐに離婚を決断する必要はなく、まずは事実を整理する時間を取ってもよいでしょう。

離婚調停や慰謝料請求を検討する場合は、弁護士への相談が一つの選択肢になります。報告書の内容が証拠として十分かどうかを、法律の専門家の視点で確認してもらえるためです。

離婚するかどうかを含め、選択肢を整理するために弁護士への相談が役立ちます。探偵事務所によっては、弁護士法人のグループが運営に関わっていたり、法律事務所と連携体制を持っていたりするところもあり、報告書取得後の相談先を見つけやすい場合があります。

相手との話し合いを先に進めたい方、法的な手続きをじっくり検討したい方など、進め方は状況によって異なります。無料相談は「依頼するかどうかを決める場」ではなく、話を聞いてもらう場として使うこともできます。

24時間365日受付・見積もり後の追加請求なし

報告書作成を相談できる探偵事務所の例

報告書作成を相談できる探偵事務所の例

報告書の質や相談のしやすさを重視する方に向けて、無料相談に対応している探偵事務所を紹介します。まずは話を聞いてほしい方は、こうした事務所の無料相談から始めるとよいでしょう。

MR探偵事務所

MR探偵事務所 公式サイトのスクリーンショット
引用:MR探偵事務所 公式サイト(2026年7月31日時点)
MR探偵事務所の基本情報
調査料金要見積もり(公式サイトに金額非公開・相談時に確認)
成功報酬プランあり
相談・見積もり無料(24時間365日)
対応エリア・拠点全国/全国13拠点以上
主な調査メニュー浮気調査・不倫調査ほか
※料金は2026年7月31日時点の公式サイト掲載情報です。最新・正確な金額は必ず公式サイトと見積もりでご確認ください。
MR探偵事務所の特徴
  • カウンセリング体制が特徴
  • 結果保証0円プランの記載あり
  • 料金は要見積もり(公式サイトに金額非公開)。見積もり超過の追加請求はしない旨を明記。
  • 相談・見積もり無料(24時間365日受付)

MR探偵事務所は、24時間365日の無料相談に対応しており、全国13拠点以上を展開しています。料金は公式サイトで非公開ですが、見積もりを超える追加請求はしない旨を明記しており、費用の透明性を重視したい方に向いています。

24時間365日受付・見積もり後の追加請求なし

原一探偵事務所

原一探偵事務所 公式サイトのスクリーンショット
引用:原一探偵事務所 公式サイト(2026年7月31日時点)
原一探偵事務所の基本情報
プラン・パックトライアルプラン55,000円(税込)・時間制プラン158,400円〜・定額制プラン250,000円〜
成功報酬プラン記載なし
相談・見積もり無料(24時間365日)
対応エリア・拠点全国
主な調査メニュー浮気調査・人探し・素行調査ほか
創業1977年創業
※料金は2026年7月31日時点の公式サイト掲載情報です。最新・正確な金額は必ず公式サイトと見積もりでご確認ください。
原一探偵事務所の特徴
  • 全国対応の大手総合探偵社
  • 人探し調査の専門チームを持つ
  • 見積もり以外の追加料金は請求しない旨を公式サイトに明記。
  • 相談・見積もり無料(24時間365日受付)

原一探偵事務所は1977年創業の老舗で、全国対応の総合探偵事務所です。トライアルプラン55,000円(税込)から始められる時間制・定額制のプランがあり、見積もり以外の追加料金は請求しない旨を公式サイトに明記しています。まずは少額から試してみたい方に向いたプランと言えるでしょう。

1977年創業・追加料金なしを公式に明記

HAL探偵社

HAL探偵社 公式サイトのスクリーンショット
引用:HAL探偵社 公式サイト(2026年7月31日時点)
HAL探偵社の基本情報
料金(時間制)1名1時間 7,000円(税込)
成功報酬プランあり
相談・見積もり無料
対応エリア・拠点全国/全国17拠点以上
主な調査メニュー浮気調査・素行調査ほか
※料金は2026年7月31日時点の公式サイト掲載情報です。最新・正確な金額は必ず公式サイトと見積もりでご確認ください。
HAL探偵社の特徴
  • 調査報告書の品質に定評
  • 完全成功報酬プランあり(不貞の証拠が取れなければ0円)
  • 後払い制・追加料金なしを公式サイトに明記。

HAL探偵社は、全国17拠点以上を展開し、1名1時間7,000円(税込)の時間制料金を公開しています。後払い制・追加料金なしを明記しているほか、不貞の証拠が取れなければ費用が発生しない完全成功報酬プランもあり、費用面の不安を抑えたい方に向いています。

いずれの事務所も無料相談に対応しています。料金体系や報告書の対応範囲は事務所ごとに異なるため、複数の事務所で話を聞き比べてみることをおすすめします。

支払いは後払いOK・証拠が取れなければ0円プランも

よくある質問

報告書はどれくらいの期間で届く?

調査の内容や期間によって異なり、調査終了後、内容をまとめる時間が必要です。具体的な納期は、依頼する事務所に直接確認することをおすすめします。

報告書だけを依頼することはできる?

報告書は調査結果をまとめたものであるため、基本的には調査の依頼とセットになります。部分的な依頼が可能かどうかは事務所によって異なるため、無料相談の際に相談してみるとよいでしょう。

報告書を紛失したらどうする?

再発行の可否や条件は事務所ごとに異なります。契約時に、報告書の保管方法や紛失時の対応について確認しておくと安心です。

調査しても証拠が得られないこともある?

調査を依頼しても、必ず証拠が得られるとは限りません。対象者の行動によっては、疑わしい兆候が見られなかったという結果になることもあります。

証拠が得られなかった場合の費用の扱いは、時間制・パック・成功報酬型といった料金体系によって異なります。契約前に、証拠が得られなかった場合の取り扱いを確認しておくとよいでしょう。

まとめ

探偵の調査報告書には、対象者の行動記録や証拠写真が時系列でまとめられます。裁判で有効な証拠となるかどうかは、撮影日時の明示や顔の判別といった条件に左右される点を押さえておきましょう。

探偵事務所を選ぶ際は、探偵業届出番号の確認、報告書サンプルの提示、料金体系の透明性という3点が判断材料になります。

自分で証拠を集めようとすると、不正アクセス禁止法やストーカー規制法に触れるおそれがあると指摘されている点にも注意が必要です。

確かめたい気持ちと、知るのが怖い気持ちの両方があって当然です。無料相談を、まずは話を聞いてもらう場として利用してみてはいかがでしょうか。

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ひとりで抱え込まず、まずは無料相談から

多くの探偵事務所は相談無料。話すだけでも状況が整理できます。

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Author of this article

弁護士相談サービス「カケコム」を運営するグループの編集チーム。探偵業・調査業界の公開情報の調査と法律関連メディアの編集経験をもとに、浮気調査・探偵選びの情報を制作しています。掲載情報は探偵業届出の確認と公式情報との照合を行った上で掲載し、誤りが判明した場合は速やかに訂正します。

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